スマホを使って動画の撮影が簡単にできるようになったので、友人や家族と一緒にイベントや記念日の動画を撮る機会が増えましたよね。
せっかく撮った動画。そのままでは味気ない。簡単に、安く(できれば無料で)カッコよく編集したい。
この記事はそんなあなたにもってこいです。
私は、子供の運動会やお楽しみ会、仕事のマニュアル動画まで、PowerDirectorを使って編集をしています。
PowerDirectorにはLive、Ultimate>Suite>Ultimate>Ultra>Standardの6段階のグレードがあります。(左に行くほどグレードが高い)
当然上のグレードになれば機能も多くなりますが、値段も高くなります。
私が使っているのは、一番下グレードのStandardです。
正直初心者が動画編集を始めるなら、PowerDirector Standardで十分なんです。
お手軽に動画編集することに関してかなりのこだわりがある私です。
コスパ命!
今回、WonderFox様からWonderFox HD Video Converter Factory Proの紹介依頼をいただきましたので、使ってみました。
普段PowerDirectorを使っている私が、まったく忖度なしで、WonderFox HD Video Converter Factory Proのレビューをします。
- 「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」ってなに?
- 動画編集機能
- 動画ダウンロード機能
- 画面録画機能
- GIF作成
- その他の機能について
- 金額について
- ソフトの使いやすさ・分かりやすさ
- PowerDirectorとWonderFox HD Video Converter Factory Proの比較まとめ
「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」ってなに?
WonderFox HD Video Converter Factory ProはWonderFox社から販売されている、動画変換ソフトです。
WonderFox社ってあまり聞かない社名ですよね。
中国のソフトウェア会社で、日本ではあまり聞きなれない名前ですが、これから日本でもシェアを伸ばしていくことを狙っているようです。
ひと昔前なら、中国製というと、あまり良い印象がありませんでしたが、最近はIT関係を中心に中国製品の勢いはすさまじいものがあります。
HUAWEIは少し失速気味ですが、OPPOやXiaomiは日本国内でものすごい勢いでシェアを伸ばしていますよね。
今や中国企業イコール低品質という時代ではありません。
WonderFox HD Video Converter Factory Proの安全性
安全上問題ないといわれても、正直不安ありますよね。
インストール後、ウイルス駆除ソフトでPC内検査を行ったところ、ウイルスの検出は有りませんでした。
インストールするにあたり、セキュリティ上の問題はなさそうです。
それでは、PowerDirectorとWonderFox HD Video Converter Factory Proの比較をしていきます。
動画編集機能
PowerDirectorの動画編集機能
基本的にPowerDirectorがあれば大体の動画編集はできてしまいます。
一番下のグレードのStandardでも十分見栄えのいい動画が作れます。
私が普段使っているのもStandardです。ここでは、PowerDirector16 Standardとの比較をします。
この画面は、PowerDirector16のタイムラインモードの画面です。
いくつもの動画ファイルを各トラックに配置して、動画編集を行っていきます。BGMを入れたり、字幕を入れたり、画面の切り替わりにトランザクションを入れたりと、使い方さえマスターすれば、YouTube動画から自作映画まで編集が出来ちゃいます。
WonderFox HD Video Converter Factory Proの動画編集機能
そもそも、このソフトは動画編集ソフトではなく、動画変換ソフトなのです。
動画編集はおまけのようなものです。それでも、簡単な動画編集は可能です。
動画編集をするには、WonderFox HD Video Converter Factory Proを起動して、「変換」をクリックします
「+ファイル追加」をクリックして編集する動画を選択します
2つの動画を1つの動画にくっつける編集をしてみます
「マージ」をクリックします。
くっつける動画を選択(shiftを押しながらクリック)してウインドウの中央のあたりにある「マージ」をクリックします
マージするファイルが表示されるので、ウインドウの下の方にある「マージ」をクリックします。
「変換」をクリックする変換処理が始まります。
変換が終わると、「1任務はすでに完了しました。「開く」ボタンをクリックして、変換後のファイルを確認してください。」という、ちょっと違和感のある日本語が表示されて、編集が完了となります。
動画編集は、PowerDirectorに軍配が上がりそうです
動画編集用ソフトであるPowerDirectorと比較してはいけないのかもしれませんが、WonderFox HD Video Converter Factory Proの動画編集機能は、機能不足の点と、使い勝手が悪い点があります。
ただ、簡単な編集作業なできるので、動画編集ソフトを持っていないのなら、動画編集機能を使うのもアリですね。
動画ダウンロード機能
YouTubeの動画をダウンロードすることは例外を除き規約違反になります。
この例外と言うのは、YouTubePremiumに加入している場合です。
www.me-hige.com
私は、YouTubePremiumに加入しているため、WonderFox HD Video Converter Factory Proを使ってYouTubeの動画をダウンロードすることはありませんが。
動画のダウンロード方法ができる事は確認できたので手順を説明します。
PowerDirectorでは動画ダウンロードは出来ない
PowerDirectorには動画をダウンロードする機能はありません。
さすがに、業界ナンバー1、怪しい機能は実装されていません。
WonderFox HD Video Converter Factory Proでの動画ダウンロード方法
この機能、使うかどうかは本人次第ですが、YouTubeなど動画配信サービスの動画データをダウンロードすることができます。
まず、「ダウンロード」をクリックします。
「+新しいダウンロード」をクリックします
リンクの貼り付けにダウンロードするURLをコピーしたものを貼り付けます。
ダウンロードのサンプルとして使用したのは、私がUpした動画です。
【無線引っ越し機能を試す】BUFFALO WSR-2533DHPL-C
「貼り付けと分析」をクリックすると動画情報が表示されます。
動画形式の初期値がWEBMとなっています。
環境にもよりますが、MP4形式の方が扱いやすと思います。その場合はMP4にチェックを入れます。
「確定」をクリックします。
「ダウンロードを開始」をクリックするとダウンロードが開始されます。
私のPC環境では、ウイルス駆除ソフトを一時的に止めなければ動画のダウンロードはできませんでした。
この動画ダウンロード機能に関しては、利用される方の責任で行ってください。
くどい様ですが、私はYouTubePremiumを使うのでWonderFox HD Video Converter Factory Proの動画ダウンロード機能は使わないです・・・
画面録画機能
私はこの画面録画機能をPCの取り扱い動画を撮影する時によく使っています。
この動画は、PowerDirectorに付属の画面録画機能を使って作成したものです。
PowerDirectorの画面録画機能
PowerDirectorには「CyberLinkスクリーンレコーダー」というソフトが付いています。
これ、嬉しいのが、一番安いグレードのStandardにもついているという事です。
画面全体を保存する場合も、画面の一部を保存する場合も使い分けて画面録画することができます。
マイクで拾った音声も動画に保存することが可能です。
WonderFox HD Video Converter Factory Proでの画面録画機能
このソフト、本当にいろいろな機能が入っています。その一つが画面録画機能です。
メインメニューで「録画」をクリックします。
マイクにチェックを入れて「REC」をクリックすることで、スクリーン録画が始まります。
少し残念な点があります。
全画面で録画した場合、何故か全画面になりません。
おそらくWindows自体のディスプレイ設定を調節すれば、何とかなるのでしょうが・・・
ちょっと残念
なので、利用方法としては、「ウインドウモード」を選択して、録画するソフトのウインドウに録画範囲を合わせて録画を行うのが現実的です。
GIF作成
GIFアニメって昔からありますよね。
私がPCをいじるようになった20年ほど前からあるアニメーションを表示させる画像の拡張子。
20年くらい前によく見ていたサイト、活動漫画館を何となく開いてみたら、今でも残っていたので、嬉しくて勝手ながらリンクを貼ります。
そんなGIFアニメを動画ファイルから作成する機能の比較です。
PowerDirectorではGIF変換できない
PowerDirectorでは動画からGIFへの変換はできません。PowerDirectorの販売元である、CyberLinkから発売されているPhotoDirectorには動画をGIFファイルへ変換する機能があります。
WonderFox HD Video Converter Factory ProでのGIF変換
メインメニューで「GIF作成」をクリックします。
ここでは「動画をGIFに変更」をクリックします。
「動画を追加」をクリックしてGIFに変換する動画ファイルを選びます。
動画が長い場合は、トリミングをします。
「GIFを作成」をクリックすると変換が開始されます。
処理は意外と時間かかります。
できたGIFアニメがこちらです
その他の機能について
WonderFox HD Video Converter Factory Proには、ツールボックスの中に、
スライドショー、スクリーン分割ツール、ベルツール、字幕エクスポートの機能が付いています。
どの機能も、PowerDirectorでも使う事ができます。
- PowerDirectorはより凝った設定ができるが、はじめは操作が難しい
- WonderFox HD Video Converter Factory Proは、使い方は簡単、その代わり細かい設定ができない
そんな感じです。
金額について
金額大事ですよね。安くていいものを買いたい!その一心で毎日生活しています。
PowerDirectorの最安値
入門用としてはStandardで十分です。
Standardの最安値はAmazonで¥4,836 円です
WonderFox HD Video Converter Factory Proは割引中
無料版、1年ライセンス、永久ライセンス、家庭ライセンスの4種類があります。
無料版はファイル変換の回数に制限があります。試しに使ってみるために、まずは無料版を試して見ることをお勧めします。
今なら永久ライセンスと家族ライセンスが割引対象なので、買うならこのどちらかですね。
- 1年ライセンスは3280円
- 永久ライセンスは3880円(7760円)
- 家族ライセンスは6580円(8880円)
です。
オススメは永久ライセンスの3880円です。
ソフトの使いやすさ・分かりやすさ
PowerDirectorは情報が豊富
機能が豊富な分、まったくの初心者だとソフトを使いこなすに時間がかかります。
しかし、公式サイトに無料で見られるラーニングセンターがあるので、分からない事はすぐに調べることができます。
WonderFox HD Video Converter Factory Proは直感で使える
とにかくシンプル。操作は直感のみで十分行う事ができます。
日本語がイマイチなのは愛嬌ですね。
PowerDirectorとWonderFox HD Video Converter Factory Proの比較まとめ
普段PowerDirectorで動画編集を行っている私が、PowerDirectorとWonderFox HD Video Converter Factory Proを比較しました。
動画編集をするにはやはり動画編集ソフトであるPowerDirectorを使ったほうが、便利です。
・・・ていうか、WonderFox HD Video Converter Factory Proは動画編集ソフトしては正直使い物になりません。
でもWonderFox HD Video Converter Factory Proの最大のメリットは、
- 動画の変換がとても簡単
- 動画やファイルのダウンロードをサポートする機能がある
- 動画からGIFに変換する機能がある
WonderFox HD Video Converter Factory ProはPowerDirectorの代わりにはなりませんが、PowerDirectorではできない、痒い所に手が届くソフトです。