ついこの前、除湿機を分解清掃してまだまだ使える。
物を大事にしよう!みたいなことを言っておきながら何ですが・・・
我が家は除湿機を買い換えました。
大事に使ってきた先代除湿機 F-YZJ60ですが、本体からものすごい騒音を立てるようになりました。
そりゃもう「ががががが・・・」って
ち~~~ん
これはヤバい!
なんか煙でも出しそうな音!
世話になったな、F-YZJ60。
そろそろ世代交代みたいだ。
そういうわけで、新しい除湿機を購入することになりました。
アイリスオーヤマ衣類乾燥除湿機IJD-150がスゴイ
まず見た目がスゴイ
除湿機って聞くと、普通このようなフォルムを想像すると思います。
一方アイリスオーヤマIKD-150の見た目はこれ。
ぱっと見何か分かりません。
ウォーターサーバーか?そんな見た目です。
除湿機の上にサーキュレーターが乗っかっているのです。
何か近未来的なデザインですよね。
この除湿機が届いたとき、私の妻はこのように思ったそうです。
やっちまったな!なんで変わったものを選ぶかな?
男のロマンだよ
除湿機が壊れたので、注文したことは話していましたが、どんな除湿機を頼んだかは話していなかったので、相当驚いたようです。
この除湿機、見た目のインパクトだけではないのです。
ゼオライト(デシカント)式で冬でもよく乾く
除湿機には、コンプレッサー式とゼオライト(デシカント)式があり、それぞれ得手不得手があります。
冬場のに使うなら、コンプレッサー式よりゼオライト(デシカント)式です。
我が家の場合は、冬場の日照時間がへるので洗濯物を脱衣場で乾かしたい。という用途です。
コンプレッサー式は気温が下がると、ほとんど除湿できなくなってしまいます。
一方ゼオライト(デシカント)式は気温が低くなっても、除湿性能は変わりません。
我が家のような山間部の冬場でもどんどん、湿気を吸収して、洗濯物を乾かしてくれます。
IJD-150 の基本性能
除湿能力 | 5L |
---|---|
適用畳数 | ~13畳 |
タンク容量 | 2.5L |
切タイマー | 2/4/8時間 |
消費電力 | 590W |
本体の重さ | 7.8㎏ |
サイズ(mm) | 幅:287 奥行:234 高さ:640 |
除湿性能というのは室温20℃・相対湿度60%を維持し続けたときの1日あたりの除湿量のことで、我が家で今まで使っていたPanasonic F-YZJ60は5.4Lという数値でした。
数値上はアイリスオーヤマ IJD-I50はPanasonic F-YZJ60よりも除湿性能が少し低いというデータとなっていますが、実際に使ってみると衣類乾燥に関しては、アイリスオーヤマ IJD-I50に絶対的なアドバンテージを感じます。
サーキュレーターで効率的に洗濯物の水分を飛ばす
出典:アイリスプラザ
部屋の除湿が目的なら、サーキュレーター機能は必要ないかもしれません。
でも、衣類乾燥が目的なら、サーキュレーターが有ると無いとでは大違いです。
脱衣場のような狭い空間で衣類の乾燥をする時には、衣類と衣類の間が狭くなりがちです。
その狭い隙間に湿気がこもるので、なかなか乾かないのです。
サーキュレーターで乾いた風を送ることで、衣類の間の湿気を飛ばしてくれるので、アイリスオーヤマIKD-150は短時間で衣類乾燥が可能です。
我が家は6人家族なのですが、今までの除湿器だと直接除湿器の風が当たる部分はよく乾くですが、風が当たらない部分は、何となく湿けっている。
そんな感じでした。
アイリスオーヤマIKD-150は夜寝る前に脱衣場に洗濯隅の衣類をほして、夜中回しておくと朝には隅々までパリッと乾いています。
夏の風呂上りはサーキュレーター単体で
このアイリスオーヤマIKD-150は、脱衣場に置くことで最大のメリットを享受することが可能となります。
上側についているサーキュレーターは、サーキュレーター単品でも動作します。
風呂上りに火照った体をクールダウンしたいとき、衣類を乾かす用でおいてあるアイリスオーヤマIKD-150を扇風機として利用することができます。
これが、意外と便利なんですよね。
生乾き臭がしなくなった
部屋干しするとどうしても衣類の生乾き臭が気になります。
生乾き臭の原因は菌が繁殖することが原因の一つです。
濡れた衣類が乾燥するまでの時間が長ければ長いほど、菌の繁殖が多くなってしまいます。その結果、衣類に生乾き臭となって表れるのです。
洗濯を回して、乾すのを忘れて半日間放置してしまうと、生乾き臭がかなりる状態となってしまいます。
私の実体験です・・・
生乾き臭を防ぐ方法は簡単。
衣類をできるだけ早く乾燥すればいいのです。
アイリスオーヤマ IJD-I50のデメリット
実際に使ってみると、いくつかデメリットも見えてきました。
音が結構うるさい
出典:アイリスプラザ
アイリスオーヤマ通販サイトを見ると、図書館より静かな29dB。夜でも安心して使えます。
と書いてありますが、これは除湿弱モード、サーキュレーター弱モードでの測定結果です。
衣類乾燥をする時は、除湿強モード、サーキュレータ強モードで使うので、もっと音が大きい印象です。
我が家の アイリスオーヤマ IJD-I50の騒音レベルを実際に測定してみました。
除湿弱モード、サーキュレーター弱モード
この状態で騒音測定アプリで計測してみると・・・
35.0dB:囁き声レベルです。確かに静かです。
除湿強モード、サーキュレータ強モード
騒音測定アプリで計測
50.5dBでした。静かな事務室レベル。
体感としては、もっとうるさい印象でした。
寝室でこのレベルの騒音だと神経質な人だと、ぐっすり寝るのは厳しいかもしれません。
我が家のように脱衣場で使う分には動作音は全く気になりません。
電気代がかかる
消費電力は590Wです。
1kWh単価27円、1日の使用時間を8時間で計算すると
- 1日あたり約127.44円
- 30日間では約3,823.2円
ちなみに我が家の場合は、オール電化で夜間電力が安くなるプランを使っていて、23時から翌7時は1kWh単価は14円
これで計算すると
- 1日あたり約約66.08円
- 30日間では約1,982.4円
地味に高いですね・・・・
オール電化で夜間電気料金が安くなるプランで契約している方は、夜の間の利用がおすすめです。
サイズが大きめ
アイリスオーヤマIJD-150は横幅は一般的な除湿器よりスリムなんですが、上にサーキュレーターが乗っている分高さが高いのです。
我が家の場合、脱衣場で天吊り式の物干しに衣類を乾しているのですが、長さがある物の下にアイリスオーヤマIJD-150を置くと、衣類に当たってしまう場合があります。
可動部位が多いと故障の原因になるかも?
こればかりは、長い間使ってみないとはっきりしたことは言えませんが、電化製品でよく壊れる箇所と言うと、電動で稼働する部位が壊れるんですよね。
基本扇風機の首振りと同じ動作ですが、なんか隙間に物が挟まりそうな構造ではあります。
持つところを気をつけないと故障の原因に
アイリスオーヤマIJD-150は何も考えずに本体を持ち上げようとすると、本体上側のサーキュレーター部分をもって持ち上げたくなります。
上側のサーキュレーターと下側の除湿機部分とわかれているIJD-150、
上下の接合部に対して、下側の除湿機部分の方が重たい構造です。
なので、持ち上げる時は、除湿器部分にある取っ手をもって持ち上げる必要があります。
まとめ
アイリスオーヤマ IJD-I50は今までの常識の斜め上をいく除湿機です。
除湿機の上にサーキュレーターを乗せてしまったという、構造。
言ってみれば、テレビデオ、あるいは、ハードディスクレコーダー内臓テレビ、ツインファミコン。
この手の物は正直当たり外れがあります。
アイリスオーヤマ IJD-I50は当たり製品だと私は自負しています。
とにかく、衣類が早く乾くのです。
数値上で書かれている、除湿性能よりも感覚的に良く乾きます。
衣類乾燥に特化した除湿機。
このデザインと除湿性能。
アイリスオーヤマ IJD-I50これはまさに男心をくすぐってくれます。
アイリスオーヤマ IJD-I50はどこで買うのがお得か?
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、それほど価格に差はありません。
2020年10月現在17,000円前後です。
アイリスオーヤマ公式通販サイトでも購入することができます。
公式通販サイトは、値段はAmazonなどの方が安いのですが、2年間の保証がついてくるのが安心なポイントです。
アイリスオーヤマ公式通販サイトもアリですね。