ノートパソコンは自宅でも職場でもカフェでも使えて便利ですよね。
ノートパソコンで作業すると肩がこる。
それを解消してくれるのが、ノートPCスタンド!
私もノートパソコンで作業をすることが多いので、長年肩こりに悩まされてきました。
ネットで何かいいものはないかと探していると出会ったのがコレ
MOFT ms006
ノートPCの裏側に貼り付けて、キーボードに角度を付けてくれます。
そのおかげで画面の高さが高くなります。
悩ましいのが、私が使っているノートPC、DellのInspiron 14 5000 シリーズ
背面に冷却用の空気取り込み口があるのです。
MOFT ms006を取り付けると空気取り込み口を半分くらいふさいでしまう事になります。
逆に言うと半分は大丈夫・・・
DellのInspiron 14 5000 シリーズにMOFT ms006を取り付けても大丈夫なのか検証していみました。
結論・うん!むしろ大丈夫
MOFTノートPCスタンドを背面に排気口があるノートPC(私の場合はDell Inspiron 14 5480)で半年間利用しました。
パソコンが過熱して動作に何か問題が起きるという事はありませんでした。
昔ノートPCを布団の上で使っていて、1時間ほど放置するとパソコンがオーバーヒートした・・・という経験を持つ私としては、パソコン内に熱がこもるというのは、かなり心配な事でした。
が、
特に問題ありませんでしたよ。
背面にスペースが開くのでむしろ熱がこもらない
MOFT ms006ならMOFTシリーズのなかでも、放熱穴が開いているので、ノートPC内に熱がこもりにくい構造になっています。
ノートPCとの接着面に放熱穴が開いているわけですが、どうしても構造上排気口を塞いでしまう所があります。
それでも背面に隙間ができるという事が、放熱に及ぼす効果が絶大の様で、
MOFT ms006を取り付けて、ノートPCの高さを調節すると、背面に隙間ができます。
放熱穴を半分ほど塞いでしまっているけれど、背面の下側にスペースができるので、むしろ熱がこもらないという結果ですね。
Dell Inspiron 14 5480で確認してみた
大丈夫大丈夫といってもちゃんとした根拠が無いと心配ですよね。
- MOFT ms006を付けていない状態
- MOFT ms006を付けている常態
2通りでパソコンのCPU温度の計測をしました。
PCの温度計測方法
計測にはCore Tempというフリーソフトを使ってCPU温度の計測を行いました。
普通に使っていてもそれほどCPU温度は上昇しなかったので、Duet Displayというソフトを使って、iPADをサブモニターとして利用した状態で温度計測をしました。
Duet DisplayでiPADをサブモニター化すると、パソコンがめちゃくちゃ熱くなることは判っていたので、PCへの負荷用として使わせていただきます。
MOFT ms006を付けていない常態
Dell Inspiron 14 5480の裏側はこうです。
裏側に排気口があります。
なにもソフトを起動しない状態で、CPU温度を計測してみると
使われているCPUが4コアなので、4つのコアの温度が表示されています。
43~45℃ですね。
では、Duet DisplayでiPADをサブディスプレイにすると
77~86℃です。
一気に温度が上昇します。
改めてDuet DisplayのCPUへの負荷を思い知らされます。
MOFT ms006を付けている状態
Dell Inspiron 14 5480にMOFT ms006を装着します。
何もソフトの起動をしない常態では
44~46℃。
MOFT ms006をつける前とほぼ変わりなしです。
では、Duet DisplayでiPADをサブディスプレイにすると
温度はこんな感じです
74~89℃
4つコアの温度平均を比較すると
起動なし | Duet Display起動 | |
---|---|---|
MOFTなし | 43.8 | 78.5 |
MOFTあり | 45.0 | 80.5 |
MOFTをつけてもそれほどCPU温度の上昇はないことが分かります。
MOFT ms006を付けると、Dell Inspiron 14 5480の排気口は半分ほど塞がれてしまいますが、それでも背面にスペースが開くのは大きいようです。
ノートPCスタンドは控えめに言ってMast Buy
MOFT ms006を使ってみて思ったのは、
私、長年ノートPCを使っていますが、なぜもっと早くノートPCスタンドを使わなかったのだろう・・・
でいう事。
ノートPCスタンドを使うメリットは
- 画面の位置が高くなり、首・肩の負担が少なくなる
- キーボードに角度がついて手首が楽になる
画面の位置が高くなるとWebカメラ映えする
世の中の情勢で在宅ワークが増えて、会議もオンライン会議が増えたのではないでしょうか?
私の場合は、仕事自体はオンラインになることはないのですが、会議の多くはZoomを使ったオンライン会議になりました。
ノートPCのWebカメラでオンライン会議に参加すると、カメラが下から見上げるような角度になります。
下から見上げる角度ってちょっと怖くカメラに映ってしまいがちですよね。
鼻の中まで見えていたりして・・・
ノートPCスタンドを使うと画面の位置が高くなるので、カメラの位置がちょうど視線と同じくらいになります。
顔が自然な感じで映ることができます。
キーボードの角度で手首が楽になる
キーボードって平らだと、正直使いにくいです。
最終的には好みかもしれませんが、
ノートPCスタンドを使うと、長時間のタイピングでも手首が疲れにくくなります
MOFT ms006は角度を2通りでセットできます。
引用:Amazon
15°と25℃の2通りでセットすることができます。
私はがっつり25°設定ですこぶる調子がいいですよ。
まとめ
MOFTノートPCスタンドはノートPCの最大の弱点である、姿勢が悪くなり、首・肩が痛くなることが少なくなります。
何処でも使えるノートPCの使い勝手がさらに爆上げ!
仕事や趣味のPC作業がさらにはかどりますね。
心配ごとであった、MOFTノートPCスタンドをつけることでふさがってしまうノート背面の排気口は、私の所持しているDell Inspiron 14 5480では問題ありませんでした
MOFT ms006なら接着面が通気性がよいので、完全に排気口を塞ぐ面積は全体の半分程度で済みます。
さぁこれで、仕事はかどる~!
それでも放熱に不安があるならアルミ製
それでも、排気口が狭くなることによる放熱効果に不安がある場合は、アルミ製のノートPCスタンドを選ぶといいですよ。
持ち運びをするには不便ですが、自宅やオフィスで据え置きで使うならアルミ製の方が冷却効果も優れるのでGoodです。
用途にあったノートPCスタンドを選びましょう。