楽天モバイルを使っているけど、気がつくとパーナー回線に接続してしまう。
そしてパートナー回線のデータ使用量の上限5GBにすぐ達してしまう。
楽天モバイルは、楽天回線エリアの人口カバー率がまだまだ不十分なので、パートナー回線としてauの電波を借りています。
楽天回線エリアであっても、すぐにパートナー回線につながってしまうんですよね。
私は楽天モバイルを契約時、Rakute Wifi Pocketを購入しました。
出典:楽天モバイル
やはり、楽天回線エリアでも気がつくとパートナー回線につながってしまいました。
でも大丈夫!楽天回線だけに接続し続けることに成功しましたぁぁぁぁ!!!
もし、あなたがドコモまたはソフトバンク(Y!mobileを含む)で購入した端末を持っているなら、すぐにでも楽天回線専用端末が出来上がります
- 楽天回線専用端末にするにはバンド3固定が必要
- au回線非対応の端末でバンド3固定が可能に
- 楽天モバイルのSIMは他社端末にさしてもOK
- ドコモのXperia X Performance SO-04Hでバンド3固定(楽天回線固定)ができた
- Rakuten Wifi Pocketと比べてどうか
- バンド3固定(楽天回線固定)のメリット・デメリット
- まとめ|楽天回線エリアならRakuten Wifi Pocketよりいいかも
楽天回線専用端末にするにはバンド3固定が必要
スマホでデータ通信を行うためのには、通信回線に対応した電波をつかむ必要があります。
ドコモ、au、SoftBank、Rakutenそれぞれ、周波数帯域が割り振られています。
楽天モバイルはバンド3とバンド26/バンド18が割り振らていて、バンド26/バンド18がパートナー回線です。
楽天モバイルはauから回線を借りているのです。
バンド26/バンド18は、ドコモとSoftBankには割り振られていませんよね。
要はパートナー回線であるau回線に接続しないように、バンド3だけに接続するようにしてしまえばいいのです。
バンド3固定する方法は3つあります
- Samsung端末でSamsung Band Selectionアプリを使う
- IO-DATEのWN-CS300FRを利用
- バンド26/バンド18(au回線)非対応端末を利用する
今回私は、バンド26/バンド18(au回線)非対応端末で検証してみました。
バンド26/バンド18(au回線)非対応端末を手っ取り早く準備する方法は、ドコモまたはソフトバンクで購入した端末を使う方法です。
ただし、そのままでは、楽天モバイルのSIMを入れても利用できません。
SIMロック解除が必要です。
私は少し前まで使っていた、Xperia X Performance SO-04Hをバンド3固定端末として設定しました。
au回線非対応の端末でバンド3固定が可能に
楽天モバイルを使っていて、パートナー回線に繋がってしまう原因は、端末がバンド26/バンド18(au回線)に対応しているからです。
という事は、バンド26/バンド18(au回線)に対応していない端末に楽天モバイルのSIMをさしたら、楽天回線専用機になりそうですよね。
具体的にいうと、ドコモまたはソフトバンクで購入したスマホはバンド26/バンド18(au回線)に対応していないと考えてよさそうです。
また、一部のモバイルWifiルーターもスマホはバンド26/バンド18(au回線)非対応機種があり、それらも、バンド3固定(楽天回線固定)が可能です。
楽天モバイルのSIMは他社端末にさしてもOK
さあ!モバイルのSIMを、他社端末にさしてみるぞ!
と思ったものの・・・
これってい楽天モバイルのルール違反にならないのか?
急に不安になってきました。
そんな時は
My楽天モバイルお客さまサポートに確認!
お客様サポートさま、いつもお世話になっています。いつもながら、返事は2~3日後となりますが、お返事ありがとうございます。
結論は、他社端末に楽天モバイルのSIMにさして利用しても問題なし。との返答をいただきました。
まあ、分かっていたけどね・・・
チキンの私は、確認しないと不安なのさ。
ドコモのXperia X Performance SO-04Hでバンド3固定(楽天回線固定)ができた
ドコモのXperia X Performance SO-04Hでバンド3固定(楽天回線固定)はAPN設定をするというひと手間がありましたが可能でした。
手順を見ていきましょう
私はRakuten Wifi Pocketで契約したので、SIMサイズは標準サイズで利用しています。
なので、まずSIMサイズをnanoSIMサイズにする必要があります。
楽天モバイルはSIMサイズ変更、eSIMへの切替が無料でできます。
My楽天モバイルで手続きすれば、SIMサイズ変更手続きができるのですが・・・
SIMサイズ変更手続きは、SIM再発行をする手続きをすることになるのです。
SIMの再発行には不通期間というものがあるのです。
SIM再発行手続きをしてから少し時間が経つと、今使っているSIMが使えななくなるのです・・・
再発行されたSIMカードが届くまで、通信ができない・・・
それは困る!!
楽天モバイルのSIMカードのサイズ変更は自分で簡単にできる
楽天モバイルのSIMは標準SIM、microSIM、nanoSIMの3つのサイズが、SIMカッターを使わなくても、簡単に切り取れます。
矢印のところに切れ込みが入っているので、指で押し出すと簡単にSIMカードのサイズ変更ができます。
nanoSIMサイズのところでカットすることが重要です。
簡単に、標準SIMからnanoSIMにサイズ変更できました。
Xperia X Performance SO-04Hに楽天モバイルのSIMをさしてみる
端末によっては、SIMネットワークロック解除PINの入力が必要となります。
Xperia X Performance SO-04HはSIMネットワークロック解除PINを入力しないと、楽天モバイルのSIMを受け付けてくれないみたいです。
SIMネットワークロック解除PINは、SIMロック解除手続きをする時に、表示されるのでちゃんと控えておくことが重要ですね。
SIMネットワークロック解除PINの入力が完了すると、スマホが起動します。
アンテナは立つけど、ネットには繋がらない・・・
おちついて、APN設定の変更をしていきます。
「設定」から「ネットワークとインターネット」をタップします
「モバイルネットワーク」をタップします
この時点で「Rakuten」と表示されているので、楽天モバイルのSIMは反応しているみたいですね。
「アクセスポイント名」をタップします
「+」をタップしてアクセスポイントの編集していきます
APN設定はこんな感じでOKです。
APN名 | 楽天 |
---|---|
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
楽天のAPNが選択されています。
接続確認を兼ねて、スピードテスト測定
まあ、そこそこの通信速度がでました。
Rakuten Wifi Pocketと比べてどうか
楽天モバイル推奨端末である、Rakute Wifi Pocketと楽天モバイルSIMをさしたXperia X Performance SO-04Hと、通信速度について比較してみました。
Xperia X Performance SO-04Hはau回線つかめないので、比較は楽天回線のみでの比較となっています。
- Rakute Wifi Pocketはテザリング接続したPixel3 XLで測定、
- Xperia X Performance SO-04Hは端末自体での回線速度測定、テザリング接続したPixel3XLでの測定を行いました。
結果はこんな感じ
Rakute Wifi Pocket テザリング
Rakuten Wifi PocketにSIMカードを戻します。
Xperia X Performance SO-04Hにさすときにnanoサイズに抜き出していますが、抜き出した穴にはめ込むと、カッチリはまり込んでくれるので、nanoSIMから標準SIMに戻すときは、SIMアダプターは必要ありませんでした。
測定前に、ちゃんと楽天回線につながっているか確認をしました。
管理画面でAPNを確認すると
- MCC 440
- MNC 11
となっているので、楽天回線に接続できています
いざ計測
下り4.87Mbps、上り1.83Mbps
楽天回線の末端地域の我が家ではこんなもんか?
楽天モバイルSIMでXperia X Performance SO-04H 端末で測定
下り12.0Mbps、上り2.06Mbps
おっ!調子いいぞ
楽天モバイルSIMでXperia X Performance SO-04H テザリングで測定
下り12.7Mbps、上り2.40Mbps
Rakute Wifi Pocketよりも速いぞ!
楽天モバイルはRakute Wifi Pocketで通信するよりも、スマホに直さしするほうが通信速度が速くなるようですね。
バンド3固定(楽天回線固定)のメリット・デメリット
ドコモまたはSoftbankの端末には楽天SIMをさすと、バンド3固定(楽天回線固定)が可能となるものが、いくつかあります。
それにともなう、メリット・デメリットは
- 楽天回線固定ができるので、パートナー回線の通信量が減らない
- Rakuten Wifi Pocketよりも通信速度が速い
- 楽天回線エリア外では全く、使えない端末の出来上がり・・・
- スマホでテザリングする場合、Rakuten Wifi Pocketよりサイズが大きいのでポケット入れて持ち歩くにはじゃまになる
- Rakuten Wifi Pocketよりもバッテリー持ちが悪い
- ドコモまたはSoftbank端末を持っていないとできない
まとめ|楽天回線エリアならRakuten Wifi Pocketよりいいかも
今回、ドコモの Xperia X Performance SO-04HとRakuten Wifi Pocketを比較しました。
自宅や、職場・学校が楽天エリアなら、ドコモまたはソフトバンク端末をテザリング用で使うのは、アリだという事が分かりました。
また、今回テザリングをいろんなシチュエーションで試して見ましたが、テザリングってRakute Wifi PocketのようなポケットWifiに負けないくらい電波が遠くまで届くんですよね。
楽天回線エリアならば、自宅の固定回線としても、使えそうですね。