AndroidユーザーがiPhoneに乗り換える。
AndroidとiPhoneのiOSは根本的に仕組みが違うので、乗り換え時に何かと問題が出てきます。
Android・iPhone間での乗り換えで最も問題となるのは、トーク履歴が引き継がれないと言う点です。
LINEのトーク履歴って思い出の品と同じですよね。
例えるなら旅行のお土産で買ってきたキーホルダーとか、昔の恋人からもらったプレゼントのような・・・
時間が経つと「別にいらないんじゃない?」ってなることが多いけど、捨ててしまうのは気が引ける。
そんな存在ではないでしょか?
今回はandroidからiPhone機種変更をする際にLINEのトーク履歴を残しておく方法についてお話します。
- 実はAndroid・iPhone間で機種変更してもLINEのトーク履歴は消えていない
- LINEトーク履歴のバックアップのやり方
- Android端末を持っておくならPixelシリーズ(Pixel5以前)がおすすめ
- まとめ
実はAndroid・iPhone間で機種変更してもLINEのトーク履歴は消えていない
Android末からiPhoneやiPhoneからAndroidなどOS(オペレーティングシステム)をまたいでの機種変更をした時、LINEのトーク履歴が消えて驚いた経験、ありませんか?
もう過去のトーク履歴を見ることが出来ないんだ・・・悲しい
なんて思ったはずです。
実は、OSをまたぐ機種変更をしても、トーク履歴のバックアップ設定を行っていれば、機種変更をしても、トーク履歴のデータはちゃんと残っています。
LINEのサービスは「アカウントを引き継ぐ」を行うと、旧端末で利用できなくなるのでトーク履歴が全部消えてしまった!
と思われがちです。
AndroidとiPhone間でバックアップ情報を共有できないだけで、AndroidはGoogleドライブに、iPhoneはiCloudにバックアップ情報は残っています。
AndroidからiPhoneに乗り換えた時に消えてしまったトーク履歴は完全に失われたわけではありません。
再度iPhoneからAndroidへLINEの引き継ぎを行うと、何事も無かったかのようにトーク履歴は以前Android端末でバックアップを実施した時点の状態で復活します。
LINEトーク履歴のバックアップのやり方
Android端末からiPhoneに機種変更する場合、LINEのトーク履歴は引き継がれません。
じゃあバックアップをとっても意味がないよね?
そう思うかもしれませんが、大切なLINEのトーク履歴を残しておくためには、旧端末であるAndroid端末でしっかりとバックアップをとっておくことが大切です。
逆にAndroid端末でバックアップをとっておかないで、iPhoneにLINEの引き継ぎをすると、トーク履歴は消えてなくなります。
Android端末でのLINEトーク履歴のバックアップ方法
LINEのホーム画面の右上の「歯車」マークをタップします
設定画面が表示されるので「トーク」をタップ。
続いて、「トーク履歴のバックアップ・復元」をタップ。
「Googleドライブにバックアップする」をタップします。
指定したGoogleアカウントのGoogleドライブにLINEのトーク履歴をバックアップすることができます。
せっかくなので自動バックアップもONにしておきましょう。
自動バックアップのところをタップします。
自動バックアップのトルグボタンをONにします
自動バックアップがONになりました。
ネットワークは「Wi-Fiを優先的に利用」をONにしておけばOKです。
頻度は「毎日」でOK。
これで、Android端末でのLINEトーク履歴はGoogleドライブにバックアップされています。
これでAndroidからiPhoneに機種変更してもAndroidのLINEトーク履歴が消えることはありません。
ここで重要なのが、AndroidのLINEトーク履歴はiPhoneにLINEの引き継ぎをしても無くなることはありませんが、iPhoneではAndroidの時のLINEのトーク履歴は引き継がれません。(一部引き継がれることがありますが、すべて引き継がれるわけではありません。)
トーク履歴を送信しておけばテキスト形式でいつでも見ることができる
AndroidからiPhoneに機種変更した後、「あの時、友達とLINEで話した内容なんだっけ?」と思ったときに、手元にAndroid端末がないと、過去のトーク履歴を振り返ることができないかというと・・・
そんなことはありません。
「トーク履歴を送信」しておけば、いつでもテキスト形式でトーク内容を読み返すことが可能です。
それでは「りんな」とのトーク履歴を「トーク履歴を送信」でGoogleドライブに保存してみます。
りんなは、日本マイクロソフトが開発した会話ボットの一つ。2015年7月31日にLINEのサービスに登場し、同年12月にはTwitterでの活動を開始した。当初は女子高校生であるという設定にもとづき、ユーザーと交流していた。2019年3月20日に高校を卒業し、同年4月3日、エイベックス・エンタテインメントと契約し歌手デビューした。
出典:Wikipedia
トーク画面右上の三本ラインをタップします。
「その他」をタップします。
「トーク履歴を送信」をタップします。
送信先を選ぶ画面になるので、「Googleドライブ」を選びます。
保存するフォルダを分かりやすい名前にしておくと、後で探すときに便利ですよ。
バックアップさえとっておけばAndroid端末にLINEの引継ぎをするとトーク履歴は蘇る
Androidを使っていた時のトーク履歴を復活させるには、iPhoneからAndroidへ
アカウント引き継ぎをする必要があります。
アカウントを引き継ぐのとる部ボタンをONにして、アカウント引き継ぎを開始します。
アカウント引き継ぎをONのままにしておくと、LINEアカウント乗っ取りのリスクがあります。
素早く引き継ぎを済ませましょう。
Android端末のLINEアプリを起動するとこのような画面が表示されます。
ログインをタップすると・・・
LINEにログインする画面が表示されます。
電話番号かFacebookでログインします。
自分のアカウントなのか?たずねられるので「はい、私のアカウントです」をタップ
「はい、トーク履歴を復元します」をタップします。
これでトーク履歴が復元されました。iPhoneに機種変更することで、見られなくなっていた、トーク履歴を見ることができます。
一通りみたら、またiPhoneに引き継ぎしなおさなくちゃいけないんですけどね・・・
Android端末を持っておくならPixelシリーズ(Pixel5以前)がおすすめ
Android端末からiPhoneに取り替えた後、出来ればAndroid端末を1台手元に残しておくとイイですよ。
旧端末を残しておくといろいいろいいことがあります
- メイン端末が故障した時にサブ端末をすぐ使える。
- YouTube再生や音楽プレーヤーとして使える。
- 旧端末のAndroid端末のLINEのトーク履歴を見たくなった場合は、すぐに見ることができます。
Android端末からiPhoneに機種変更する場合、Android端末を1台手元に残しておくと
LINEのトーク履歴をいつでも確認することができます。
Android端末を残しておく為にピッタリなのは
Pixelシリーズ(Pixel5まで)です。
Pixel5までのPixelフォンはGoogleフォトの写真(容量制限画質)を無制限にアップすることができます。
子供が小さいときは、毎日大量に写真をとります。
それが無料でGoogleフォトに無料で無制限でアップロードできるってホントにスバラシイこととですよね。
iPhoneで撮った写真もPixelに移動させて、Pixel経由でGoogleフォトにアップロードすると、無制限アップロードの対象になるのです。
まとめ
Android端末からiPhoneに機種変更する時、LINEのトーク履歴は一見消えてしまったように見えますが、GoogleドライブにバックアップをとっていさえすればOK。
再度iPhoneからAndroid端末へLINEの引き継ぎをすれば、トーク履歴は元通りです。
さらに、「トーク履歴を送信」をやっておけばGoogleドライブからいつでもテキスト情報を確認することができます。
有料ソフトを使って、AndroidからiPhoneにトーク履歴を移すことが出来るサービスもありますが、無料の範囲でも問題なくトーク履歴のバックアップができました。