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【2020年5月】家庭で使える信頼できるパルスオキシメーターを紹介 コロナ禍でのパルスオキシメーター購入は注意

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新型コロナウイルスの猛威におびえる生活が依然続いています。

政府から発表された新型コロナウイルスに対する基本方針は次のような内容です。

  • 全国に非常事態宣言を出して、不要不急の外出を控えるよう呼びかけた
  • 人と人との接触を8割削減する
  • テレワークの推進
  • 37.5°C以上の発熱が4日以上(高齢者、基礎疾患がある方は2日)継続し、呼吸困難がある場合は保健所に連絡し支持を仰ぐ
  • 確定診断に必要なPCR検査は入院を要する重症肺炎のみに行う

新型コロナウイルスは季節性のインフルエンザよりも感染した場合の危険性は高いといわれています。

一方、新型コロナウイルスに感染したが軽い風邪症状で済んだり、症状が出ない人もいます。

重症肺炎って?

そもそも肺炎とは、肺がウイルスや細菌に感染して、熱が出たり呼吸が苦しくなる病気です。

血液検査では炎症を示す所見がみられます。

胸部レントゲンや胸部CTをとると、擦りガラス状と呼ばれる所見が見られます。

これが重症化してしまうと呼吸不全という、ひどいと自分で呼吸をすることができない状態になり、人工呼吸器をつけなければ呼吸ができない状態になってしまいます。多臓器不全という炎症がいろいろな臓器に広がってしまい、最悪の場合命の危険にも繋がります。

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参考

肺炎 - Wikipedia

医療資源は限られている

ニュースなどでは、新型コロナウイルスは発熱とCTで肺炎所見、PCR検査をすることで診断をすると報じられています。

発熱で肺炎の症状がある人はものすごい沢山います。PCR検査をこれらすべての人に行う事は事実上不可能であるといえます。

PCR検査はあくまで検査であって、治療ではない。

当たり前ですけど・・・

新型コロナウイルスの治療方法が対症療法しかない現状では、原因を追究しても症状の回復には関係ありません。

また、CT検査も実は肺炎の人すべてに行っていたら、ほかの診療が回らなくなってしまいます。

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政府が言う症状が軽い人はむやみに病院に来るな!

というのも何となくわかります。

 

でも不安ですよね

家庭で呼吸困難はどう判断すればよいか

 政府の指針は重症ではない人は、自宅療養をしろと言っています。

重症か重症ではないか?というところは、なかなか判断がつきません。

なんか苦しそう。

咳がひどい

など主観的な情報しか家庭ではわかりません。

病院内では、簡便に呼吸状態を把握することを目的に経皮的動脈血酸素飽和度(SPO2)を測定します。

測定にはパルスオキシメーターという装置を使います。

このパルスオキシメーターという装置は指先につけるクリップ式のセンサーが付いていて、センサーには、赤外光(波長940nm)と赤色光(波長660nm)を発光するLEDとそれぞれを感知するセンサーが付いています。

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酸素化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの波長の吸光特性を利用したセンサーです。

健康な人の場合

 経皮的動脈血酸素飽和度(SPO2)は96~99%です。

このSPO2が90%以下となると呼吸不全と言われる状態になります。

9%下がっただけで呼吸不全?と思うかもしれませんが、SPO2が99%から90%に低下すると、全身に酸素を届ける力が6割程度まで下がってしまうのです。

このパルスオキシメーター

実はAmazonとかで売っています、職場では患者さんが呼吸苦を訴えているときすぐ取り出して測定する習慣があるため、自宅にあると安心。

特に高齢の家族がいる方は重宝します。

 

パルスオキシメーターを指につけて息止めしてどれだけSPO2が下がるか試したことがありますが、94%くらいでめっちゃ苦しいです。

体感してみると、SPO2が90%がいかに危険な状態かわかると思います。

 

コロナ禍でのパルスオキシメーター購入は注意

パルスオキシメーターAmazonを見てみるとスゴイ安いものから本格的なものまであります。

この、パルスオキシメーターという装置は体に侵襲を与えずに生体情報をモニタリングする装置ですが、測定値の信頼性を考えるとやはり医療用のものが安心です。

 医療機器メーカーが販売している製品は値段は高いですがやはり安心して使う事ができます。

この値段の差は何か?というと、

  • 液晶やクリップ部分の耐久性(安い製品は1か月くらいで破損する可能性もある)
  • 心拍数が早くなるとSPO2の測定ができなくなる

 

とは言え、現在パルスオキシメーターの需要が急激に増えています。2020年2月時点では通販サイト上で沢山販売されていたパルスオキシメーターは2020年5月には品薄状態となっています。

2020年5月現在Amazonを見てみると良く分からない製品が数多く並んでいます。

ダメもとで購入するのも一つの方法ですが、私としては信頼できる製品が入荷次第購入することをお勧めします。

 

信頼できるパルスオキシメーター

 

 

 ここに紹介した製品は2020年5月現在、売り切れとなっていることを確認しています。

今後入荷されれば、購入することが出来るので時々チェックしてみると良いでしょう。

 

 まとめ

 新型コロナウイルスは2月後半以降、どんどん広がりを見せています。この時期体調を崩される方もいるかと思います。過去に猛威を振るったSARSやMERSも収束していったように、いずれ収束するはずです。

確かに新型コロナウイルス騒動が始まって、外出を控えるようになり、おそらく外食・レジャー等の売り上げはダメージを受けていると思います。

未知の感染症であり、実際に亡くなっている方もいる以上、用心するに越したことはないと思います。感染を広げないことで、大事な命を守れるのですから。 

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