名古屋高速職員52人が濃厚接触
【感染 名古屋高速6料金所閉鎖】https://t.co/YXc1TUw7Ny
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2020年2月23日
22日に新型コロナウイルスに新たに感染が確認された名古屋市内の男女4人のうちの1人が名古屋高速道路公社の事務員だとわかり、名古屋高速ではあわせて6カ所の料金所を閉鎖。再開には2週間ほどかかる可能性。
このニュースを目にしたとき、かなりの衝撃でした。ちょうどこのニュースが報道された日に名古屋高速を利用したという事と
感染症が高速道路という生活に直結したところの業務をストップさせたからです。
このニュース、同僚52人濃厚接触と書いてあり、始めは52人も感染か?と勘違いしました。
新型コロナウイルスに感染した名古屋高速職員は1人で、その職員と濃厚接触した52人が自宅待機になったため、名古屋高速の一部が通行止めになった。
というニュースです。
濃厚接触とは?
国立感染症研究所感染症疫学センターによると
『「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当するものである。
i. 世帯内接触者:「患者(確定例)」と同一住所に居住する者
ii. 医療関係者等: 個人防護具を装着しなかった又は正しく着用しないなど、必要な感染予
防策なしで、「患者(確定例)」の診察、処置、搬送等に直接係わった医療関係者や搬送
担当者
iii. 汚染物質の接触者: 「患者(確定例)」由来の体液、分泌物(痰など(汗を除く))などに、必要な感染予防策なしで接触した者
iv. その他: 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者(患者の症状やマスクの使用状況などから患者の感染性を総合的に判断する)』
ようするに2メートル以内で感染者とマスクしないで会話をしたら濃厚接触者になってしまします。
仮に濃厚接触者の1%が感染したとすると・・・もう鼠算式に濃厚接触者が増える・・・
ここで、自宅待機をするなど、世間と隔離することが機能すれば、増えるのは濃厚接触者だけで、感染者の増加は抑えられるはずです。
休むことの大切さ
インフルエンザは毎年約1千万人が感染しています。日本の人口が約1億人なので10人に1人はインフルエンザに感染しています。
もし新型コロナウイルスがインフルエンザ並みに感染を拡大していったら、すべての日本人が感染者及び濃厚接触者になってもおかしくありません。
そうならないために、通学・出勤停止措置が必要となるのは理解できると思います。
出勤停止・・・
これが、学校の先生だったら学校閉鎖(これはよくあるか・・・)
それこそライフラインの水道局、電力会社、郵便局、ガス会社、病院なんかが職員間で感染が広がったりしたらそれこそ大変です。
私は病院勤務をしています。
患者さんからの感染防御はアイプロテクション、マスク、プラスチックエプロン、プラスチック手袋の着用と手洗いをして防ぎます。
職員間は?
というと、もし感染している職員がいても、気が付かなければ、同じ食堂で食事をしたり、休憩室でお茶を飲んだりします。
当然職員間の感染は簡単に広がってしまします。
感染を広げないためには、出勤停止は必要になってきます。
もし、自分職場で誰が1人新型コロナウイルスに感染したとします。
おそらく、同じ部署の半分程度の人は出勤停止になります。
考えただけで、ぞっとします・・・
残った人が大変
部署内の半分が出勤停止となれば、当然業務は通常通り稼働しません。操業停止をするという選択肢もあるかもしれませんが、先に述べたライフラインを担う職種や医療機関等は、操業停止はなかなかできません。
他部署からの応援や少ない人数で業務をこなすので、終わらない仕事は残業してでもやらなければなりません。
まとめ
結局のところ、部署内の誰かが新型コロナウイルスに感染していまったら、部署内の何人かは、出勤停止となることは避けられないし、それが感染拡大を防ぐ方法なのです。
そして私たち個人で出来ることは、手洗いをする、人が集まる場所にできるだけ行かない、体調管理に気を付ける、何か症状があれば医療機関を受診する。
これに尽きます。
コロナウイルスは感染者がでたら休むしかないのです。