2020年3月11日ソフトバンク孫正義会長兼社長が
Twitterで100万人の簡易PCR検査を提供すると発信しました。
新型コロナウイルスに不安のある方々に、簡易PCR検査の機会を無償で提供したい。まずは100万人分。申込方法等、これから準備。#コロナ検査有志
— 孫正義 (@masason) 2020年3月11日
このツイートに対して
医療崩壊する、配送業者に感染する、そんなことよりマスクを作ってください。
というコメントが多数見られます。
日本のコロナウイルスの対策って、可能な限り外出を制限して感染の広がりを防ぐ、という事を行っています。
PCR検査に関しては、もう都道府県によって、検査実施基準が違いすぎてもう、正直各都道府県ごとの感染者数が正しいのか?よく分からない状況です。
私が言うのもなんですが、医療現場としては、自宅での簡易検査は勘弁してほしいという思いです。
検査結果の信用性について
PCR検査をするには、インフルエンザの簡易検査同様、綿棒を鼻の奥までつっこんで、粘膜を採取する方法で行います。
受けたことがある方ならわかると思いますが、むちゃくちゃ痛いです。
これを、自宅で、家族や自分でやるのって、無茶な話です。
怖がって、綿棒が奥まで入らずに、十分に粘膜を採取できないと、偽陰性といって、実際は陽性なのに陰性という検査結果となることがあります。
インフルエンザのシーズンに、私・長男・次女が39℃を超える発熱で近所の診療所を受診した時に、私と、長男はインフルエンザA(+)という結果でした。しかし次女は検査の綿棒を鼻の奥に突っ込まれたときに、のけぞってしまったのが原因(だと思う)で、陰性とでました。
症状は私と、長男同様、39℃以上の発熱と関節痛、咽頭通で同じ部屋で生活していたので、どう見てもインフルエンザだと思うのですが、
風邪
という診断になりました。(次女はインフルエンザ治療薬出してもらえなかった・・・)
これはインフルエンザ簡易検査の話ですが、この粘膜採取自体すごく難しいのです。
医療崩壊する?
中国やイタリアがこのような状況になっているようです。
軽症の人も含め潜在的に、相当数の新型コロナウイルスに感染している人がいると予想されます。
検査で陽性と出たら、医療機関を受診するかというと。
検査キット配布時に、しっかりとした説明(重症でなければ自宅療養)がされていて、それも守れれば問題ないと思いますが・・・実際はわかりません。
治療薬が無い以上、検査をしてもあまり意味がない。
外出制限が最も効果的。
なんだかもどかしい気がしますが、それが現状です。
そんなこんなで翌日3月12日
やりましょう。
— 孫正義 (@masason) 2020年3月12日
マスク100万枚寄付します。
介護施設と開業医へ。
調達の為の発注完了。 https://t.co/vqq0jBeAvm
という内容をツイートされました
とりあえず、アクションを起こす。
様子をみて、プランを修正する。
行動力、孫さんさすがです。