楽天モバイルは中学生や高校生の子供名義で回線契約をすることが出来ます。
子供名義で回線契約をする場合、支払いは親名義の銀行口座またはクレジットカード支払いで行う事ができます。
「契約者は子供」・「支払い名義は親」というように契約者と支払い名義が異なっていても親子関係なら支払い設定が可能。
格安SIMを始めオンライン専用プランはこれができない場合が多いんですよね。
多くの格安SIMは支払がクレジットカードしか使えません。
子供が未成年の場合、子供名義でクレジットカードを作ることはできないですよね。
そのため未成年の子供名義では格安SIMの契約ができないのです。
つまり子供名義の楽天モバイル回線を格安SIMにMNPするには子供名義を親名義に変更する必要があります。
今回は、私が長女の楽天モバイル回線を親名義(私)に変更したのでその手順を説明します。
- 楽天モバイル回線の名義変更の流れ
- 名義変更する前に知っておくべきこと
- 必要書類をダウンロードする
- 子供の本人確認書類は保険証と住民票が現実的
- 必要書類を郵送する
- 【重要】【楽天モバイル】ご契約者変更について」メールがとどいたら
- まとめ|楽天モバイルの名義変更はけっこうメンドくさい
楽天モバイル回線の名義変更の流れ
楽天モバイル回線を名義変更する時の流れはこんな感じです。
手続きには結構時間がかかります
- 完全オンラインではできない
- 楽天モバイルショップでは手続きできない
楽天モバイルの名義変更は必要書類をダウンロードして、用紙へ必要事項を記入し、本人確認書類と一緒に郵送する必要があります。
楽天モバイルといえば店舗もあるし、契約はオンラインで完結するというイメージです。
名義変更手続きは店舗でもオンラインだけで完結も出来ません。
書類を郵送する手間がかかりますが、実際やってみると時間はかかりますがそれほど難しくはありません。
名義変更する前に知っておくべきこと
さあ!楽天モバイル回線の名義変更をするぞ!と思っているあなた。
手続きを開始する前に知っておくべきことがあります。
それは
- 手続きは郵送のみ
- 楽天モバイルの名義変更は手数料(税込)3,300円が必要
- 手続きに時間1か月程度の時間が必要
- 製品保証オプションサービスは引き継がれない
楽天モバイルは回線契約時と解約時は事務手数料は無料です。
ところが、名義変更手続きは手数料が(税込)3,300円がかかります。
契約手続きや解約手続きは自動化されているのでしょうが、名義変更は郵送で行うため人の手を介します。
人件費がかかるので、手数料が必要になる事と、時間がかかるのはしょうがないですね
もし、回線の名義変更手数料がもったいない場合は、楽天回線を解約するというのもありです。
- スマホ交換保証プラス
- 故障紛失保証 with AppleCare
- 楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム
これらの補償サービスは名義変更しても、旧契約者から新規契約者へ引き継がれません。
旧契約者に支払い請求が発生します。
あとあと、面倒くさいことにならないように、あらかじめ製品保証オプションサービスは解約しておいた方いいじゃない?って私は思う。
ケータイ補償サービスは不要!? 安心と価格|損益分岐点を見極める - MEのHigeブログ
必要書類をダウンロードする
名義変更に必要な 契約者情報登録・変更申請書、委任状は楽天モバイルWebサイトからpdf形式でダウンロードすることができます。
契約者変更手続き(譲渡・承継) | 契約内容の確認・変更 | お客様サポート | 楽天モバイル
契約者情報登録・変更用紙、委任状をダウンロードしたら記入していきます。
3枚目は郵送時に封筒にのり付けする用の楽天モバイルの宛名が印字されています。
郵送はこれを封筒に貼って切手を貼ればOKです。
手書きで住所を書かなくてよいのは嬉しいですよね。
子供の本人確認書類は保険証と住民票が現実的
楽天モバイル回線の名義変更をするには、旧契約者と新契約者の2人分の本人確認書類が必要です。
親の本人確認書類は免許証を使うのがいいですね。
子供の本人確認書類は保険証と住民票を使うのが良いです。
楽天モバイルで本人確認書類として使えるものは
単独で本人確認証明となるものは
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
補助書類が必要なものとして
- 身体障がい者手帳補助書類必要
- 健康保険証補助書類必要
- 日本国パスポート補助書類必要
- 住民基本台帳カード補助書
免許証は記載の住所と現住所が同じならば、単独で本人確認証明となります。
マイナバーカードのコピーをとるのは抵抗があるけど、免許証のコピーをとるのはまだ許容できますよね。
子供の本人確認書類は、保険証が一番準備しやすいですよね。
保険証を本人確認書類として利用する際は、「記号」「番号」「保険者番号」「QRコード(※記載のある場合)」情報は見えないようマスキング処理をする必要があります。
保険証を本人確認書類として利用するためには
現住所を証明する書類が必要です。
子供の住所を証明する書類は住民票しかありません。
事前に子供の住民票を準備しておきましょう。
私は自分のマイナバーカードを利用してコンビニで子供の住民票を印刷して本人証明補助書類として利用しました。
世帯主がマイナンバーカードを作っておけば、その世帯全員分の住民票をコンビニで印刷でいるので便利ですよ。
本人確認書類 | 本人確認 | お客様サポート | 楽天モバイル
必要書類を郵送する
契約者情報登録・変更申請書、委任状の記載ができたら本人確認書類を同封して封筒に入れます。
宛名は楽天モバイルWebサイトでダウンロードした契約者情報登録・変更申請書、委任状の3枚目の送り先住所を切り取って封筒に貼ればOKです。
一般郵便でも問題ありませんが、個人情報を含む書類が入っているので書留や配達記録郵便を使ったほうが安心かもしれないですね。
私は普通郵便で送ったけどね・・・
楽天モバイルに書類が届いて審査が通るまで、しばらく時間がかかります。
じっくり待ちましょう。
【重要】【楽天モバイル】ご契約者変更について」メールがとどいたら
審査が完了すると「本人確認手続きのお知らせ」が自宅に郵送されます。
「本人確認手続きのお知らせ」の郵便物を受け取るのとほぼ同時に旧契約者である子供のメールアドレスに「【重要】【楽天モバイル】ご契約者変更について」メールが届きます。
私の場合は契約者情報登録・変更申請書、委任状をポストに投函して1週間程度で楽天モバイルから「本人確認手続きのお知らせ」の封筒が届きました。
封筒の中は「本人確認手続きのお知らせ」の用紙が1枚入っていました。
メールは旧契約者である子供のメールアドレスに届きます。
旧契約者(子供)の端末で操作をすると、子供名義の楽天IDになっているので、
新契約者(親)の端末でリンクを開くことが出来るようにメールの内容を新契約者(親)に転送しておいて、操作すると手続きがスムーズですよ。
メールから新契約者の情報の確認をする
あらかじめ楽天モバイルに新契約者(親)のアカウントでログインしておきます。
メールに記載のURLをタップして新契約者(親)アカウントでログインします。
契約者情報の確認が表示されます。表示された情報が間違いないことを確認して
「契約者情報が正しいことを確認しました」にチェックを入れて次へ進むをタップします。
楽天モバイルの管理画面が表示されます。
この時点ではまだ、名義変更した回線の情報は管理画面に表示されていません。
次に支払い方法の登録をします。
右上の「Ξ」をタップしてmy 楽天モバイルから【利用料金】をタップ
お支払い方法の選択(クレジットカード支払い/口座振替支払い)して登録を行います。
ここまで来たらあとは楽天モバイル側で名義変更のお手続きを進めてくれます。
名義変更手続きが完了すると、旧契約者のメールアドレスに手続き完了のお知らせメールが届きます。
新契約者である親名義のMy楽天モバイルにログインして、親の楽天IDと楽天回線が紐づいているのか、確認します。
まとめ|楽天モバイルの名義変更はけっこうメンドくさい
実際に長女の楽天モバイル回線を私の名義に変更してみました。やってみて分かったのは楽天モバイルの名義変更はけっこう面倒くさいという事です。
この手の手続きは店舗でやりたいところですが、楽天モバイルショップでは名義変更手続きをやってくれないんです。
人の手を介して手続きが行われるので仕方がありませんが、名義変更に必要な書類を送ってからの期間が長いので、せっかちな人にはシンドイ作業かもしれないですね。