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最近よく耳にするPCR法この方法を考案したキャリー・マリスの事をご存じだろうか?

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新型コロナウイルス問題で、2020年始めあたりからPCR検査という言葉を耳にするけど、これってなんだろう?
誰が発明したの?

PCR法(ポリメラーゼ連鎖反応法)とはDNA配列上の特定の領域(目的領域と言うらしい)を、耐熱性DNAポリメラーゼを用いて増幅させる方法です。

はい。

よくわかりませんね・・・

Google先生に聞いてみても、なかなか専門外の人には理解が困難です。

しかし、このPCR法を考案した人

キャリー・マリスという人は、とてつもなく個性的なキャラクターを持った人で、この話を聞くとおそらく、このキャリー・マリスという人物が気になってしょうがなくなるでしょう。

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この方、ノーベル化学賞受賞者です

PCR法を思いついた状況がスゴイ

ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)についてキャリー・マリスが思いついたのは、ガールフレンドとドライブデート中です。

ドライブ中に急にアイデアが閃き、路肩に車を停車し、メモに化学式を書きなぐったのです。

ちなみに、この時運転していたのは、ホンダシビック。

ドライブ中に思いついたアイデアで、この人1993年ノーベル化学賞を受賞しました。

ノーベル賞をもらう位の発見って、研究室で発見されるんじゃないの?

って思われるんじゃないでしょうか。

 

キャリー・マリスという人物はドライブデート中に閃いてしまったのです。

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キャリー・マリスという人物がスゴイ

ガールフレンドとドライブデート中にノーベル章級のアイデアが閃くキャリー・マリスと言う人物、只者ではない匂いがします。

この人を一言でいうと

サーフィンが好きでガールフレンドがたくさんいて、LSDをやっていた。

このような人です。

この人、結婚を4回しています。とにか女性が大好きのようです。

ノーベル賞を受賞する1年前、1992年(平成4年)には来日もしています。

この時、天皇陛下、皇后陛下に拝謁しています。

当時の皇后陛下(美智子様)と話す際に、「スウィーティー(かわいこちゃん)」と挨拶をしています。

日本人なら、絶対に言えないですよね。

平成4年というと、私の世代でいうとそんなに昔の話ではないです。このころ、こんな面白い人が来日して、翌年ノーベル賞をとったなんて知りませんした。

他にも、当時アメリカ大統領夫妻にたいしても、スウェーデン国王夫妻に対してもかなりきわどい言葉をかけています。

 

小さなころから悪ガキ

キャリー・マリスは子供のころからかなり、独創的で、ハチャメチャでした。

7歳の時にプレゼントでもらった科学実験セットを使って、カエルを載せたロケットを打ち上げたり、失敗して庭の木を丸ごと焼いてしまったりしました。

友人とガレージで実験を繰り返し、成功して利益も出しましたが、異臭をだして、庭木を枯らしたりもしています。

失敗を数多くしていますが、普通の人ならやらないことを

考えるよりもまずやってみる。

これを実践しています。

 

現にPCRの発明も子供の頃の遊びの延長であったこと。自分の実験に必要な道具としてPCRを発明したと、本人は話しています。

身近にいたら面白いそうだけど、大変そう

キャリー・マリスという人物は非常に面白そうですが、実際身近にいたら面倒くさいタイプかも・・・

スウェーデンでは通行人にレーザーポインターを照射して警察に逮捕されそうになりました。

社内の女性に手をだして、その彼氏が研究所に怒鳴り込んできたということもありました。

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裁判でDNA技術に関する証人として出廷した帰り道にストリップ劇場に立ち寄ったりしています。

LSDを使っていたと堂々公認

LSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)と聞くと、危険なドラッグというイメージが強く、実際現在日本でも米国でも法律で使用及び所持を禁止されていまし。

驚いたことに、1970年以前は合法だったようです。

 

彼はLSDを使用した時の状況を

「 部屋は徐々に赤く染まり始めていた。壁が天井方へせり上がり下の方は急に狭くなって見えた 」

と具体的に話しています。

 

この事実は、キャリー・マリスがノーベル賞を受賞する際の審査の時に、反対意見として問題視されたようです。

 

また、この人は何気に笑気ガスも吸入する習慣があったようで、

吸入中に危険な状態となったところを、超常現象で助けてくれたキャサリンという女性と関係を持ったり・・・

宇宙人にさらわれたり・・・

 

もうハチャメチャ

 

常識には囚われない人

一見ハチャメチャなことをしていますが、彼自身はいたって本気のようです。

冷蔵庫やエアコンで使われているフロンガスがオゾン層を破壊するという話は聞いたことがあると思います。

彼は「オゾン層は無くならない」と訴えています。

これは、最近確かに耳にします。ただテレビでは聞かない情報です。

 

地球温暖化も、間違いであると訴えています。

地球温暖化も「科学を語る人々」が作り出した嘘であり、

むしろ過去2世紀にわたって気温が低下傾向です。

このように確証が持てなかったり実際とは異なることを信じている科学について警鐘を鳴らしています。

 

彼はエイズ否認主義であり

講演会でエイズ治療薬に関する反対の話をすると言うことで、公演が中止となることもありました。

マリス博士の奇想天外な人生

この書籍を読んで、私はキャリー・マリスという、愛すべき人物について知りました。

この書籍は、キャリー・マリス本人が執筆した本で、内容を読むと、このキャリー・マリスワールドが全開で繰り広げられています。

私は日本語翻訳版を読んだわけですが、福岡 伸一氏の翻訳が秀逸であり、まるでキャリー・マリス本人の文章を読んでいるみたいです。

一言でいうと、面白いブログを読んでいるみたい

そんな内容で気楽に読めます。

 

 

 

 

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