光回線の回線スピードは今は1Gbpsは当たり前。最近では10Gbpsのプランも出てきています。
我が家はドコモ光を利用していて、最大1Gbpsのプランを利用しています。
ところがどう頑張っても回線スピードが100Mpbsを超えないのです
宅内LANを設置して11年にして、我が家の回線スピートがどう頑張っても100Mbpsを超えない理由が分かりました。
理由は、Panasonic製の宅内LAN「まとめてねットギガ」を設置したはずが、「まとめてネット」だったのです。
- 11年前は100Mbpsが当たり前
- 10年後を見越して1Gbps環境を築いたはずが
- 光回線が遅い(有線LAN)理由は5つ
- まとめてネット100Mbpsの通信速度をアップするための2つの方法
- 宅内有線LAN工事は専門業者に頼むのが吉
- 【 結論】宅内有線LANが「まとめてねット」なら「まとめてねットギガ」に交換又はGigabitハブを取り付ける
11年前は100Mbpsが当たり前
夢のマイホーム。
夫婦で頑張って貯めた頭金と30年にも及ぶ住宅ローンと共に手に入れた1戸建てです。
マイホームを建てる時にこだわったのは、自宅の各部屋に有線LANポートをつける事
11年前、私の周りでは宅内LANを自宅に設置する人は誰もいませんでしたが、
宅内LANは付けるなら新築時だ!
というわけで、ハウスメーカーさんに頼んでつけてもらう事に。
出典:Panasonic
あのころ無線LANはIEEE 802.11gがメインで、ちょっと高級な無線ルーターだとIEEE 802.11n。
無線LANの通信速度はフレッツ光を使っていて50Mbpsくらいだったでしょうか。
そんな中、有線LANでパソコンに接続すると90Mbpsくらいは出る。
しかも我が家は各部屋に有線LANが来ているので、何処の部屋でも高速インターネットつなぎたい放題となりました。とは言っても、その当時の光回線は100Mbpsまでしか出ません。
我が家を建てた2009年ごろは光回線は100Mbpsが主流でした。
その当時、LAN配線を分配するスイッチングハブには1000Mbpsつまり1Gbpsの物もありましたが、ほとんどが100Mbpsでした。
パソコンのイーサネットアダプタも100BASE-Tの物がほとんど。
それで問題ありませんでした。
なぜなら、2009年当時のネット回線(フレッツ光)の最高スピードが100Mbpsだから。
それ以上の通信速度は必要なかったのです。
10年後を見越して1Gbps環境を築いたはずが
家を建てた時の光回線の通信速度は100Mbpsが主流でしたが、すでに光回線で300Mbpsのプランも出てきていたので、いずれ光回線は1Gbpsの時代が来ることが分かっていました。
なので、宅内LANのハブは1Gbpsに対応したものを選びました。
工事請負契約書を見ると確かに、「まとめてねットギガ」WTJ5045の記載があります。
我が家のネット環境は何故かずっと100Mbpsで頭打ち
家を建てた2009年当時、光回線はフレッツ光を利用していて通信速度は最大100Mbpsでした。
2016年にネット環境の見直しを考えてドコモ光に切り替えました。
これにより、最大通信速度は1000Mbpsつまり1Gbpsに上昇。
今では1Gbpsに対応したスイッチングハブの値段はだいぶ安くなりましたが、2016年当時1Gbps対応のスイッチングハブは1万円以上するものがほとんどでした。(中華製の怪しいものはありましたが・・・)
我が家の有線LANのスイッチングハブもWifiルーターの有線LANポートも当時100Mbps対応の物だったので、順番に買い換えていきました。
そしてギガビット通信の準備が整いました。
- 光回線:1Gbps
- ルーターの有線LANポート:1000BASE-T
- LANコンセントからパソコン間に設置したスイッチングハブ:1000BASE-T
- パソコンのイーサネットアダプタ:1000BASE-T対応
これで自宅のネット回線1Gbpsとまではいかないにしても、300Mbpsくらいは行くだろうと思っていました。
インターネット速度テストをすると
どう頑張っても100Mbpsを超えません😭。
玄関の下駄箱の最上段にとりつけてある宅内有線LANのハブ、まとめってネットギガの様子を見ていることにしました。
カバーを開けてみると
本体カバーの裏側を見てみると・・・
拡大すると
品番「WTJ5043」
あれ?品番が工事請負契約書の記載の「WTJ5045」と違う・・・
しかも品名が「まとめてねットギガ」ではなく「まとめてねット」
「ギガ」がない!
製造元のPanasonicのWebサイトを見てみると
商品ラインアップ | インターネット配線設備 | 電設資材 | Panasonic
なぜか100メガHUBの方が我が家についていました。
我が家の光回線がイマイチ遅い理由はこれでした。
光回線が遅い(有線LAN)理由は5つ
有線LAN接続で光回線が遅い理由は
- そもそも回線の契約が遅い回線
- 回線が混雑している
- 宅内LAN設備が100Mbpsまでしか対応していない
- ルーターやスイッチングハブが100Mbpsまでしか対応していない
- パソコンのイーサネットアダプタが100Mbpsまでしか対応していない
ADSLや光回線でも30Mbps契約の場合は当然回線速度が遅くなってしまいます。30Mbps等低速のプランが安いかと言うと、キャンペーン割引などを活用すると、1Gbpsプランの方が逆に安くなることもあります。回線契約が低速プランであるなら、プラン変更や、光回線の乗り換えを検討すると良いでしょう。
回線の混雑の場合は、時間帯によって通信速度が大きく変化します。この場合はIPv6に対応したプロバイダーに乗り換えると快適な通信環境になります。
ルーターやスイッチングハブ、パソコンのイーサネットアダプタが100Mpbsまでしか対応していない場合は、買い替えが必要です。
一番厄介なのが「まとめてねット」のように宅内有線LAN設備が100Mbpsまでしか対応していない場合です。
原因が分かりにくいし、壁にしっかりと固定されているため交換が困難です。
まとめてネット100Mbpsの通信速度をアップするための2つの方法
- 「まとめてねット」を「まとめてねットギガ」に交換する
- まとめてねットのスイッチングハブ部分を他のスイッチングハブで代替する
もっともスッキリするのは、「まとめてねット」を「まとめてねットギガ」に交換する方法です。
本体費用はそれほどでもありませんが、工務店やハウスメーカーに取り付けをお願いする場合は、作業料が必要になります。
とは言え、取り換え作業は複雑です。
慣れない人は、専門業者にお願いをしたほうが安心ですね。
まとめてねットのスイッチングハブ部分を他のスイッチングハブで代替する方法は、単純です。
別の方法として
LAN入力とそれぞれの部屋に向かうLANケーブルを、別途購入したGigabitハブに取りつけます。
我が家の場合は、品番が間違えて取り付けられていたので、無償で交換していただけました。
宅内有線LAN工事は専門業者に頼むのが吉
宅内有線LANがあると、宅内WiFiを構築する際に高額なWiFiルーターを購入する必要がありません。
新築時以外で宅内有線LAN工事をしようとすると大変です。
自分でやろうとすると、なかなかしんどい作業です。
専門の業者に頼んだほうが間違いなく工事をすることができるのでお勧めです。
【 結論】宅内有線LANが「まとめてねット」なら「まとめてねットギガ」に交換又はGigabitハブを取り付ける
自宅に宅内有線LANを設置していて、どうがんばっても回線速度が100Mpbsを超えないようなら、宅内有線LANハブがギガビットに対応していない可能性がります。
宅内有線LANハブがもし「まとめてねット」なら「まとめてねットギガ」に交換又はGigabitハブを取り付けることで、最大1Gbpsの通信速度が実現します。