2021年11月19日、この日は部分月食(ほぼ皆既)が見られるまたとないチャンスでした。
これは月撮影専用機とも名高いNikon Coolpix P1000が活躍する時です。
写真初心者である私が、Coolpix P1000の天体撮影モードを使って2021年11月19日の部分月食を撮影しました。
準備するのもの、撮影時のコツをまとめたよ
Coolpix P1000で月食を撮影するのに必要なもの
Coolpix P1000で月食の撮影をするのに必要なものはコレです
- 三脚
- デジタルカメラ用 Bluetooth リモコン
Coolpix P1000の特徴はなんといっても125倍ズームです。
125倍ズームの世界って、ちょっとカメラの向きがずれるだけで、何処を写しているのか分からなくなってしまいます。
三脚が無いと、月をカメラでとらえることが出来ません。(特に初心者)
しかも、シャッターを押すだけでもカメラの向きがずれてしまうので、デジタルカメラ用 Bluetooth リモコンがあると、月をカメラで撮るハードルがかなり下がります。
おっしゃ、準備したで~
Coolpix P1000で月食を撮影するコツ
Coolpix P1000で上手に月食を撮影するコツは単純です。
- 天体撮影モードを使う
- 三脚を使う
- デジタルカメラ用 Bluetooth リモコンを使う
以上です。
カメラの設定って、焦点距離とかf値とかホワイトバランスとか、いろいろありますよね。
いろいろありすぎて分からない・・・
でもCoolpix P1000なら大丈夫です。
天体観測モードを使えば、Coolpix P1000が勝手にいい感じに月を映してくれます。
私がやることは、Bluetoothリモコンでズームを操作してシャッターを押す。
それだけです。
仕事は定時で切り上げて
月が最も欠ける「食の最大」は18時頃。
今日の勤務は日勤。
定時にそそくさと職場を出て、駐車場で三脚を広げます。
職場の駐車場についたのは18時頃。
もうすでに月食は「食の最大」を迎えていました。
月食は地球の影で隠れている部分が赤い色に見えます。
Coolpix P1000で撮影していて見ると・・・
さらに ズーーーーーム・・・イン(古!)
陰になっている部分は赤色で表示されます。
肉眼的には、このような感じで見えているのですが、実際に写真をとると、印象はだいぶ変わります。
自宅で食後半を撮影
ずっと職場の駐車場で撮影しているのも、不審者っぽいので帰宅することにしました。
自宅に帰ると食がさらに進んで、月がだいぶ地球の影から出てきました。
この頃になると、月の色がいつもの黄色っぽい色に見えますね。
自宅の庭で月を撮影していると、長女を英会話へ送っていって戻ってきた嫁さんが帰ってきて、
庭で超望遠カメラをのぞき込んでいる私を見て、嫁さんは
不審者かと思った
ここからは嫁さんも一緒に月食の観測。
長男以下3名は部屋の中でカラオケをしているので、そっとしておきました。
さらに時間が進み19時には月はこんな感じ。
だいぶお月様が戻ってきました。
そして、体の方も冷え切ってしまったので家の中に入る。
気になって20時頃に見てみると、いつもの月にもどっていました。
天気も良くて、とてもきれいに撮れました。
気にしないで過ごしていると、何事もなかったかのように過ぎ去ってしまったであろう今回の月食です。
Coolpix P1000のおかげで、ほぼ皆既の部分月食を楽しむことができました。