【誰でもできる!】Access講座 第1回 Accessってなに
Accessとは、マイクロソフトアクセスのこと
データベースを扱うソフトウェアです
パソコンを買ったときにMicrosoft Officeがプリインストールされているモデルを選ぶ方も多いと思います
家電量販店で売られているパソコンにプリインストールされているMicrosoft Officeはだいたい、PersonalかHome and Bisinessです
Accessが入っているのはMicrosoft Officeの上位パッケージです
Microsoft Officeの種類
価格 | Access | |
---|---|---|
Personal | ¥30,000くらい | × |
Home and Bisiness | ¥40,000くらい | × |
Professional | ¥60,000くらい(高!!) | 〇 |
Academic | ¥30,000くらい | 〇 |
サブスクリプション版
価格 | Access | |
---|---|---|
Office 365 | 月額1,200~1,300円くらい | 〇 |
Access単品
価格 | Access | |
---|---|---|
Access | ¥16,000くらい | 〇 |
Accessを使用するには、MicrosoftOfficeのProfessional版・Academic版またはOffice365を購入するか、Access単品を購入する必要があります。
それにしても、Professional版高すぎる・・・
Academic版なら安く買える!・・・と
飛びつきたくなりますが
学生・教職員しか購入ができません
Academic版は私の知る限りネット通販では購入することができず
実店舗でしか購入できません
購入するときに身分証明書の提示を求められます
実は大学病院職員もこのAcademic版の購入ができます
教育目的での使用を前提に職員証を呈示して、Academic版の購入ができます
大学病院にお勤めの方は一度検討してみてもいいかもしれません
サブスクリプション版はソフトの買い切りではないので、常に最新のバージョンにアップグレードされた状態で使用することができたり、1ユーザーあたりパソコン5台にインストールできたり、1TBのクラウドストレージが付属したりと
良い点がいろいろありますが
私的には
無いかな・・・
Accessはバージョンアップでインターフェースが大きく変更となった経緯があり
同一バージョンで利用をつづけるのが、システム開発的には良いのかな?と思います
Access2003と2007移行ではインターフェースが大きく変更になりました
2003まではデータベースウインドウというところに、テーブル・クエリ・フォーム・レポート等が表示されていましたが、2007以降はナビゲーションウインドウというものに変更となりました
Access2000から使用していた、私個人としては2003以前のデータベースウインドウのほうが使い勝手が良かったと今でも思います。(慣れだと思いますが・・・)
Accessを覚えるメリット
もともと、会社や病院のパソコンに入っていることが多い。個人で購入するには敷居が高いが、意外と触れる機会はあるのかもしれません
Excelでは管理することが難しい大量のデータの管理が可能です
NASに保存した場合、Excelでは1つのファイルを複数端末から同時に開くことができないが、Accessでは5台程度までなら同時に1つファイルを開くことができます
AccessVBAを用いて、結構本格的なシステム構築をすることができる
システム構築をするということは、人を動かすことができる
ぱっと思いつくだけで、これだけいくつかのメリットがあります
Accessで出来ること
- テーブルを使ってデータを一括管理できる
- クエリを使ってデータの検索・抽出ができる
- フォームを使ってデータ入力が簡単にできる
- レポートを使って印刷用のひな型を作ることができる
- そしてVBAを使用してテーブル・クエリ・フォーム・レポートを操作することができる
今後これらの使用方法について、順番に説明していきたいと思います